8月末、高知県林業大学校の外部講師、峯本氏をお招きして安全な間伐の仕方や
道具を使った「掛かり木処理」などのご指導を頂いた。
僕自身は40年近くの経験があるが、いかんせん自己流であるが故、一本でも多く
の木を伐ることだけを目指してきた。
そのため「斜め伐り」などの安全を無視したベテランにありがちな作業をしてきた。
未来ある若者を怪我や挫折で失ってはいけない、そんな思いからの今回のお勉強会。
僕にとっては原点復帰の機会。
さすがに餅は餅屋で、講師の教え方がとても分かりやすく、みんなしきりに頷いて
いた。目から鱗とはこのこと、鱗がボロボロと音をたてて落ちてきた。
痛い思いをして一人前になるより、無事故で一人前になったほうがいいのだ。
伐るたびに不安でたまらなかったであろう間伐が、明日からはワクワク感に変わる
ことだろう。