毎日のように山に入って仕事をしていても山に登りたくなる。
植え付けをしていても下草刈りをしていても、山の稜線が見えると
無性に登りたくなる。
山を見上げるのと、山頂から見下ろすのとは大きな違いがあるのだ。
僕の住んでいる地域では、「煙とバカは高いところが好き」との
ケシカラン俗諺があるが、的外れではないのでうなずいてしまう。
高いところは遮るものがなく、遠くまで見えるので気持ちがいい。
目をやると一瞬でその場所に行けるのだ。いや行った気になるのだ。
「山のあなたの空遠く」には、どんな幸が待っているのだろう。
と、考えていたら「青い鳥」を思い浮かべてしまった。
な~んだつまらない。