どの現場も標高が高いので眺めはいい。
標高が高い分、夏は涼しいがその代わり冬は北海道なみに寒い。
今日も朝から冬のような寒さ。
地拵えは枝を拾っては横積みにする力仕事なので、ちょうどの気温ではあった。
枝一本を拾い上げて何円になるか数えたこともないが、一人で一日に数千本は拾わ
ないと「くたびれ儲け」と言う有難くない儲けにしかならない。
昔から辛い労働には、民謡が自然発生的に生まれたきた。
林業用の民謡らしきものもあるにはあるが、北島三郎の「与作」ではなぁ。
いまいち力が入らないし、リズムもアダ-ジョすぎる。
手っ取り早く、「単価が安い!」とか「しんどい」とか言ったグチのほうが気が
紛れるようだ。