今日から3連休なので、タマネギの苗を植えに山の畑へ行く。
歳のせいで休みが2日では疲れが抜けないので、休み初日に作業は行う。
山の畑は自宅から車で15分位のところにあって、標高は900メートル余り。
ここで育った野菜は「高原野菜」と呼んでやってもいいと思う。
日々の食べものがなくて耕作しているわけでもないので、野菜には好きなように
育ってもらっている。
当然、山の畑なのでイノシシやサル・シカなど、そこら辺の動物園よりも動物の
種類が多いので、防獣ネットは必要不可欠。それだけでは不十分なので、電気柵
も設置。
これで万全かと言えばそうでもなく、モグラやネズミのように地中から略奪しに
くるのもいる。虫もしかり。ここでは生き物すべてが野菜の天敵なのだ。
会社の理念は「自然と共に」を掲げているが、本音を言えばそんなのはキレイごと。
収穫直前に野菜を食べられると、百叩きの刑にしたいほど憎い。それも少しかじって
は捨てている。どうせなら全部きれいに食べてくれよ~、おまえたち。
田舎暮らしに憧れる人もいるが、こうした日常をすべて受け入れるか、あるいは徹底
的に排除するか、それなりの知恵と覚悟はいる。