子持ち権現山頂から瓶ヶ森を望む
本格的な夏山シーズンになった。
山すそは暑いので、標高2000m近くの山に涼みに行った。
ところが以前と違って山頂の風でも思ったほど涼しくなくて、山すそと大して
違わなかった。
温暖化のせいだろうか、それとも季節風の通り道が変わったのだろうか。
標高が100m高くなると気温は0,6度下がると言うが、それもアテにならなく
なった。
県外から来た登山者も「涼しいと思って登ってきたら暑くてガッカリした」と
ボヤいていた。ブナの木に止まって鳴いているハルエゾゼミも暑いよ~暑いよ~
と言っている。氷河時代から細々と生き延びてきた岩場のテバコマンテマも、さぞかし
暑さが堪えていることだろう。
当然僕の体も高山植物状態になっているので、絶滅が近いかも知れない。