課題を残しての防獣ネット張り

 

今している作業は、植えた苗木を鹿に食べられないようにするためのネット張り。

地面からの高さは2mで、網目のサイズは5センチほど。

ウサギなどに噛み切られないようステンレスの針金が編み込まれている。

一袋の長さは50mで、重さは15キロほどあり案外重い。他に、杭や支柱などが

あり作業道がないところではドロ-ンで運搬する。

 

まず支柱を立て、ネットを掛ける。ネットの裾は動物などが潜り込まないよう50

センチ程度の杭を1m間隔で打ち込む。急傾斜もあり、大変と言えば大変な作業。

この現場で張るネットの長さはおよそ7,000m。

 

張って終わりでなく、苗木がある程度の大きさになる数年間は見回りをして管理し

ないといけない。植えた木が成長して、ネットの役割が終えたあとの資材の回収が

今後の課題になる。