暑さ寒さも彼岸までとか三寒四温などと言った、春を待ち侘びる言葉が
数多くあるが、この冬は例年になく気温の低い日が多かったので、春が
来るのをいつになく待ちかねた。
森の動物たちや小鳥たちも同じ気持ちに違いない。
寒い日は生き物の気配を感じないが、2・3日前からの陽気で森の中が
賑やかになって来た。
朝日の射した田畑からゆらゆらと立ちあがる水蒸気も大地が目覚めた証。
年甲斐もなく僕の体からも歓びと力がみなぎってくるようだ。
よ~し、山の仕事を頑張るぞ!
と、までには至らないが・・
作業小屋になったポツンと一軒家
