無味の味

自分で育てた野菜もおいしいが、そこらあたりに生えている野草も

たまに食べるといいものだ。

 

味は記憶とも言うが、子供のころから食べてきたものがその季節に

なると食べたくなるのは、その時々の懐かしい思い出が蘇ってくる

からに違ない。

 

題名の「無味の味」は魯山人が言ったもので、山菜の味を語るのに

これ以上の言葉を僕は見つけることが出来ない。

画像のウワバミソウも無味だが シャキシャキした歯ごたえが耳に

響いてきて実にうまい。