雪に寄せて

軒先にかれこれ30年ほど壊れずにぶら下がっている乾湿計。

 

今日の午後4時頃の気温なので、朝はマイナス8度ほど。

 

この寒さが気に入ってこの地に移住してきた。

移住して来て最初に迎えた冬は、昼間でもバケツの水が凍るのに驚き

軒先にツララが1mほどぶら下がっているのも喜ばしかった。

朝起きて、雪が積もっていないかと障子戸を開けるのも楽しみだった。

 

 

事業主になってからは、この寒さや雪が恨めしく思うようになった。

冬場はあまり安定して働くことが出来ないからだ。

それでも従業員には最低の生活保証をしてあげるのは義務。

 

生々しい話になったが、それでも雪が降ると子犬のように嬉しくなる。