夏の花

タケニグサのお花畑。

お花にまみれて一日中草刈り。花には、たくさんのマルハナバチが花粉を集めに訪れていて、羽音が草刈り機のエンジン音くらいに賑やか。

 

この花を刈るのは可哀そうだが、他にも夏の花が咲き始めたので、そちらへ移ってもらうしかない。

 

「君たちが受粉してくれるおかげで野イチゴ・アケビ・山グリなど、山からの恵みを頂くことができる。ありがたく思っているのだよ。でもねタケニグサニ限ってはあまり増えてもらっては困るのだよ。なぜなら大きな植物は切って倒れるときに、苗を一緒に押し倒してしまい引き起こすのに大変なんだ。」

などと罪悪感を打ち消すように心のなかでつぶやきながら、作業をしている。

 

(マルハナバチの両足には重たいほどの花粉が・・・)