秋よ来い

お盆明けから今日まで、毎日のように雨の中での下草刈り。

雨の日の作業は涼しいが、濡れた服のままお昼ご飯を食べるのは気持ち悪い。

山師と言えど繊細なところもあるのだ。

 

若者たちは濡れた手袋で毎日作業をしているので、指の皮が薄く剥がれてまるで

水虫のよう。僕は両指の指紋がみごとになくなってツルツル。

この何日か朝起きて顔を洗うとき、妙に肌がスベスベするので若返ったのかと喜ん

でいたら、何のことはない指紋がないだけだった。

 

晴れたら晴れたで猛烈に暑いし、下草刈りはもう最低の仕事。

次に生まれ替わるとしたら苗木になりたいものだ。苗木は大切に育てられて気持ち

いいに違いない。でもウサギや鹿に食べられるのも嫌だしな~。 

 

暑い暑いと言いながらも季節は移ろっていて、秋の草花がつぼみを膨らませてきた。

(アサマリンドウのつぼみ)